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Q6 解説:新築住宅の耐震性

新しく我が家を建てるときは、住宅性能表示制度を利用し、耐震性、耐風性などを確保するため、自然災害に充分に対応する等級を推奨します。数字の大きいものが上位の等級となります。

1-1 耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)、等級1~3

1-2 耐震等級(構造躯体の損傷防止)、等級1~3

1-3 その他(地震に対する構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止)、免震建築物、その他

大地震時の被害をより軽微にするためには耐震等級3が有効

建築基準法レベルの耐震等級1では、極めて希に発生する大規模な地震動に対して、倒壊・崩壊はしないことを求めるが損傷する可能性があるため、被害を軽微にするためには、熊本地震の被害状況を踏まえて、耐震等級3とすることが推奨されます。

熊本地震による建設時期別の被害調査(表6-1)では、等級3による中破以上の被害はありませんでした

表6-1 熊本地震における木造住宅の建築時期別損傷の比率

引用:「熊本地震を教訓に。耐震等級3のススメ」、(一社)くまもと型住宅生産者連合会

木造住宅の損傷
東北地方太平洋沖地震

住まいの研究館

特定のCMはありません。公平な情報を活用し、安全・安心な我が家を築いて下さい。

<地震対策編>

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